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協会ニュース

ニューレジリエンスフォーラム・和歌山県大会について
2024-03-04
令和6年3月2日 感染症や自然災害に強い社会をつくるために多様な提言を行う「ニューレジリエンスフォーラム・和歌山県大会」が開催され、協会からも大勢の皆さまにご出席いただきました。

当フォーラム共同代表を務める京都大学・河田恵昭名誉教授より「過疎地が被災すると被災者、ボランティアも見当たらずゴーストタウン化している」という能登半島地震被災地の報告、また「国難級とされる大災害に対して政府は準備不足」というお話などを伺いました。

また、全日本病院協会副会長で石川県七尾市のけいじゅヘルスケアシステム・神野正博理事長より「災害が発生しても医療を止めない」という熱い思い、一方で自ら被災しているにも関わらず地域医療を継続してくれた職員や医療スタッフへの感謝、過疎地における医療の在り方なども伺っております。最後に「復興まで時間が掛かるので、政府・マスコミはじめ国全体が継続して関心を持って欲しい」という要望がございました。

和歌山県建設業協会・中井会長からも提言を行っております。
提言の骨子は下記2項目。
・国土強靭化対策の迅速な取り組み:「事前防災により投資額の何倍・何十倍もの被災額抑制が可能になる」
・大規模災害発災時における明確な指揮系統の確立:「国、県、市町村、警察など行政機関と協定を結んでいるが、現場が混乱しないよう指揮系統一本化を」

他団体からも各業界に特化した提言を行い、盛況のうちに閉会しました。
河田恵昭・京都大学名誉教授のご講演
提言を行う中井協会長①
提言を行う中井協会長②
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