青年部会が和高専の学生を対象に「インフラDX体験会」を開催しました
令和3年11月24日 すさみ串本道路和深川橋・P2橋脚他工事現場にて
国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所さまと共催で
和高専・環境都市工学科の学生を対象にインフラDX体験会を開催しました。
実際にICT施工を活用した工事現場を見ながら、リアルタイム鉄筋出来形
自動計測システムや災害時にも活用できる遠隔臨場システム体験、またVR
ゴーグルを実際に使用した工事事故疑似体験など建設業界における最新の
DXを体験していただきました。
参加された学生から
「学校で学ぶ座学とは異なり非常に参考になった、就職活動においても参考に
したい」「地元企業が活躍していることが誇らしい」
「最新のICT技術が地元現場で利用されていることに感動した」
「力仕事で泥まみれという建設現場のイメージが変わった」
「ICT活用により女性や若手にもチャンスがあり、人手不足やインフラ
老朽化にも対応できるのでは」等々、建設業界にとって前向きな感想を
いただきました。
青年部会では担い手確保に向けた建設業界PRに加え、建設DXを活用した
「業務効率化」「雇用の創生」「安全な労働環境の構築」に取り組んで参ります。
最後になりましたが体験会の開催に際し、会場準備から運営にあたり多大な
ご協力をいただいた関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。
すさみ串本道路・和深川橋完成イメージ
現場体験会概要を尾花組・鈴木様より説明
国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所・本田副所長の挨拶
青年部会・谷口副部会長よりDX取組スタンスを説明
リアルタイム鉄筋出来形自動計測システムをタブレット端末で体験
遠隔臨場システムは離れたところでU字溝測量を実施、モニターで確認
工事事故の疑似体験をVRゴーグルを使って体験
「インフラDX体験会」全体の様子